シロアリが家にでたらどうする?シロアリが好む家と対策方法とは?

シロアリの羽アリを家の中で見かけたなら、すでにシロアリの被害が進行しているかもしれません。シロアリの被害は目に見えない場所で進むため、気がつかない間に木材などがシロアリに蝕まれて建物全体に歪みや損傷が生じてしまいます。最悪の事態を防ぐためには、早急な対策が必要です。

そこで今回は、主に以下の点について解説していきます。

・シロアリの確認方法
・シロアリ発生のリスク
・シロアリが好む家の特徴
・シロアリが家に出た場合の対策

シロアリの発生で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

これってシロアリ?家に出た場合の確認方法

家にアリが出た場合、それが一般的なクロアリか、それとも家の木材を食べてしまうシロアリなのかを適切に判断しなければいけません。

具体的なシロアリの判別方法をご紹介します。

・羽の大きさ
一般的なアリの羽は、前羽の方が後よりも大きくなっていますが、シロアリの羽は4枚ともほぼ同じ大きさと形をしています。なお、シロアリの羽には丸みがありますが、クロアリの羽は先端が少し鋭角です。

・羽の取れやすさ
シロアリの羽アリは、羽の根元に「切離線」があるため、羽が取れやすくなっています。これは羽の強度によるものではなく、シロアリの習性が原因です。一方、クロアリの羽アリには切離線がないため、羽は簡単に抜け落ちません。

・触覚の形
クロアリの触角は「くの字」に折れ曲がっていますが、シロアリは数珠のような形状をしています。

・体型
シロアリは腹部にくびれている箇所がなく、全体的に太い印象です。クロアリの腰は細くくびれています。

・発生時期
クロアリの発生時期は、6月から11月頃ですが、シロアリの発生時期は4月から9月にかけてです。

シロアリが家に出た場合のリスク

家に出たシロアリを放置しておくと、取り返しのつかない事態になってしまいます。とくに被害を受けやすい場所は玄関です。シロアリが侵入やすいため、隙間から入り込んだシロアリによって玄関のドアや周辺の木材を食べ荒らされてしまいます。

柱や敷居などの生活空間に被害が及ぶケースもあります。表面の薄皮だけ残して食害に遭っている場合、見た目の影響がなくても木材は大きなダメージを受けているので、家屋や床が傾くなどの被害に繋がります。

シロアリが天井に到達すれば、雨漏りの被害も生じます。また、木材を使用している家財道具がシロアリの食害に遭うケースもあります。

シロアリが好む家の特徴

あなたのご自宅はシロアリが好むような家になっていないでしょうか?シロアリが住み着きやすい家にならないよう、下記には注意が必要です。

シロアリが好む家の特徴をご紹介します。

・立地と環境
シロアリは高湿度で水分が豊富な場所を好みます。家の近くに川や池などがある場合は注意が必要です。

・建物の構造
住宅の構造よっては、乾燥している土地でもシロアリに好まれます。床下空間の狭い家や換気口が少ない家は、全体的な通気性を悪化させるので湿度が高くなってしまうのです。

・庭などに木材を置いている
庭などに放置した木材や敷地内の切り株もシロアリに狙われます。花壇のかわりに枕木を使っている家は要注意です。庭に並んだ植木や盆栽からシロアリが室内に侵入するケースもあります。

・築年数
シロアリの被害は、築年数が5年を経過した頃から増加していきます。新築時にはシロアリ予防の薬剤を使いますが、永続的な効果は期待できません。定期的に検査をしたり、予防用の薬剤をまくなど、注意が必要です。

シロアリ被害の兆候と特徴

目に見えるシロアリの被害がなくても、以下のような兆候があれば、すでにシロアリが発生しているかもしれません。

・春から梅雨にかけて楕円形で半透明の羽が多数落ちている
・床や柱に小さな穴が開いている
・木の粉が壁際に落ちている
・近所でシロアリ被害があった

「蟻道」と呼ばれるアリが這った跡を発見した場合は、危険度がさらに上がります。シロアリは光や乾燥を嫌うため、餌となる木材と地中の間に道を作って行動するのです。なお、蟻道はシロアリの巣の場所を探る手がかりにもなるため、しっかりチェックしておきましょう。

和室の畳がきしむと感じた場合も要注意です。床板がシロアリの食害に遭っている可能性があります。壁や柱を解体してみると、すでにシロアリ被害に遭っていたというケースは少なくありません。

シロアリが家に出た場合の対策

シロアリが家に出た場合、個人でもできる対策と業者に駆除を依頼する方法があります。

個人でできる対策

1.殺虫剤を使う

市販されている殺虫剤を使用する方法です。ドラッグストアなどで手軽に入手できるうえに、1本千円前後のコストで済むというメリットがあります。

ただし、殺虫剤は限られた範囲にしか使えないため、木材の内部や床下、屋根裏などに生息するシロアリは駆除できません。また、シロアリの種類によっては複数の巣を作るので、部分的に殺虫剤を噴射しただけでは効果が得られないこともあります。すでにシロアリの被害が拡大している住宅での使用にも適していません。

なお、シロアリには、「ヤマトシロアリ」や「イエシロアリ」などいくつかの種類があり、それぞれに生息する場所や使う薬剤が異なります。個人がシロアリの種類を見分けて適切な薬剤を使用するのは難しいでしょう。

2.掃除機を使う

掃除機でシロアリを吸い取ってしまうのも、ひとつの方法です。吸引時の圧力や衝撃で、ほとんどのシロアリは死んでしまいます。生きていたとしても水分の摂取ができないため、24時間以内には死滅します。ただし、掃除機の駆除は一時的なもので、根本的な解決にはなりません。

業者による対策

シロアリを完全に駆除するためには、床下の土壌に対する薬剤散布が欠かせません。

しかし、個人で床下の被害状況を確認して薬剤を使用するという作業は極めて困難です。

その点、シロアリ駆除の専門業者は、豊富な知識と経験に基づいて徹底的に調査をするため、的確な場所に薬剤を散布できるので、安心できます。

シロアリの駆除では大量の薬剤を使用するケースもありますが、専門業者なら、危険性がなく臭いも残りにくい薬剤を選んで作業にあたってくれます。

シロアリ駆除費用の相場

シロアリ駆除費用の総額は、駆除の施行面積や対策箇所などによって異なりますが、相場は「1㎡あたり3,250円前後」と考えておくといいでしょう。なお、シロアリが発生しやすい時期は料金がやや割高になります。

費用だけではなく、サービスの内容も重要です。シロアリ発生状況の無料調査や5年保証の有無なども確認しておきましょう。作業内容やアフターサービスが充実していない業者を利用してしまうと、シロアリの完全な駆除は期待できません。

まとめ

個人で行なうシロアリ対策は、気軽で費用が安いというメリットがあります。しかし、駆除の確実性はほとんどありません。専門業者に依頼するとコストはかかりますが、安全で確実な駆除が約束されます。

家に長く住み続けることを考えれば、大きな負担とはいえないでしょう。シロアリ被害のリスクと費用対効果を意識したうえで、最適な対策方法を選択してくださいね。

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