床下乾燥剤で自分で湿気対策する方法は?おすすめの乾燥剤もご紹介

「床下がジメジメしていて、よくない!」
「放置するとカビが家に生えますよ!」 

こんな風に言われたり、聞いたりしたことがある方も多くいるかと思います。

家の床下部分は湿気がたまりやすく、対策していない状態が長く続くと、家全体が常にジメジメした空気になります。

ジメジメした空気に不快になるだけではなく、「カビ」や「シロアリ等の害虫被害」、「床下の木材腐食」などの重大な住宅被害を招く恐れがあるんです。

特に、日常でこのように感じたことがある方は要注意です。

・普段の生活で、家の中に湿気を感じる
・収納が湿っぽい、またはカビが発生した
・ふとんや畳がジメジメする
・カビっぽい臭いがするときがある
・床がキシむ感じがする

でも実は、上記のような湿気は「乾燥剤」を使うことで、ご家庭でも手軽に対策することができるんです。

その方法をご紹介したいと思います。

乾燥剤の種類と特徴

家の湿気対策として、比較的手軽に行えるのが床下乾燥剤での対策です。
床下乾燥剤は、床下に入ることができれば誰でも行えますし、乾燥剤を撒いたり設置したりするだけなのでとても手軽です。

さらに、床下乾燥剤はホームセンターやインターネットなどで簡単に手に入るので、気になる床下の湿気をすぐ対処することができます。

一般的に、床下用の乾燥剤は「床下調湿剤(ゆかしたちょうしつざい)」という名称で販売されていることが多いです。
しかし、ひと口に床下乾燥剤といっても、使われている素材によっていくつかの種類に分けられます。

ここでは、代表的な床下乾燥剤の種類3つの特徴をご紹介します。

天然素材で安心の「ゼオライト」

ゼオライトとは火山活動によって作られた天然の鉱物です。天然素材で作られているため園芸用品などにも使われており、初心者の方でも安心して扱うことができます。

このゼオライトは、水分子を吸着する性質があるので除湿効果があり、ほかにも脱臭効果も期待できます

使用方法は、床下地面に平に撒くだけなので手軽に設置することができます。

▼ゼオライトを使用した商品
・アイリスオーヤマ 床下サラリ
・みやちゅう 床下カラッと

お菓子にも使われている「シリカゲル」

シリカゲルは、海苔やお煎餅といった食品に使われており日常的によく見かける乾燥剤です。

このシリカゲルは、一般的な乾燥剤で手に入りやすく、比較的安価で買えるので、気軽に試すことができます。
ゼオライトと同様に、床下地面に均等に撒くことで湿気の除去を行います。

▼シリカゲルを使用した商品
・豊田加工住宅用シリカゲル 床下用調湿剤

古くから除湿で使われている「炭」

床下設置用に、木炭や竹炭などがありますが、特に除湿に向いているのは竹炭の方です。
炭は多孔質という性質により、表面上の細かな孔から湿気を吸収して湿度を調整する効果がありますが、竹炭の法がこの細孔と呼ばれる孔の数が多いのです。

さらに、炭には湿気を吸収する効果だけではなく、乾燥しているときは吸収した水分を放出する湿度を調整する効果もあります。また、湿気除去のみではなく、消臭効果やマイナスイオン効果にも期待できます。

▼炭を使用した商品
・出雲屋炭八 『お徳用箱』床下用調湿木炭 炭八
・ヤシガラ粒状活性炭 大工さんのおスミつき 消臭・除湿・防虫用 ヤシガラ活性炭 

床下乾燥剤の使用を考えている方は、是非参考にしてください。

床下の湿度が高くなる原因・条件

床下で発生する湿気の原因は一つではありません。
様々な問題によって床下に湿気が発生し、トラブルを招いています。

床下で湿気が発生してしまう原因は、以下の3つの条件が関係していると考えられます。

土壌による問題

【周りと比べて低い位置に土地がある】
周囲と比べて低い位置に土地があるなど、立地が原因で床下の湿気が発生する場合があります。

土壌が低い位置にあり、適切な排水処理がされていない場合は、高い土地から降りてくる水分が流れ込みやすくなるので、湿気もたまりやすくなります。
また、住宅密集地で隣の家と距離が近い場合、風通しが悪くなるので、湿気が逃げにくく、さらに床下環境は悪化します。

建築による問題

【床下空間の高さや面積が狭い】
現在の建築基準法では床下空間の高さは地面から床上面までの45cm以上と規定がありますが、古い家の場合はこの規定より低い床下の可能性があります。
こういった家は、空気の流れが悪いため換気がされにくく、床下に湿気がたまりやすくなります。

【換気口が確保されていない】
施工業者のミスで、換気口の位置が適切ではなかったり、数が不十分な場合があります。その結果、外に湿気を逃すことが十分にできなくなり、床下に湿気がたまりやすくなります。

【配管から水漏れしている】
配管から水漏れがある場合、湿気問題はさらに深刻化します。床下の木材部分の腐食が一気に進むなど、家の耐久性を脅かす様々なトラブルが発生しやすくなります。
ここまで深刻化すると、湿気対策だけではなく、いち早い修理や対処が必要になります。

自然災害による問題

【台風や大雨などで水流が床下に侵入した】
台風や大雨などの自然災害によって、床下の湿気は増します。また、梅雨など雨が多い時期にも注意が必要です。
土壌が周囲の環境より低い場合は、流入した水が逃げにくくなるので、速やかに排出処理する必要があります。

あなたの家に当てはまるものがあったでしょうか?
いくつか当てはまるものがあれば、大切な家への被害が深刻化する前に、すぐに対策しましょう。

湿気を高くしないためには……

「たかが床下の湿気」と思っていると、「カビ」や「シロアリ等の害虫被害」、「床下の木材腐食」などの大きなトラブルになります。

ここでは、ご家庭でもすぐに実践できる床下乾燥剤の使い方や、乾燥剤以外にも手軽にできる床下の湿気を除去する方法をご紹介します。

床下乾燥剤の簡単な使用方法

【用意するもの】
・床下乾燥剤
・防湿防水シート
・養生シート
・テープ
・カッター

<手順1>床下への侵入口を養生する
床下への侵入口を養生していきます。
侵入口は家の中にあるため、しっかりと養生しておくことで汚れ防止になります。

<手順2>防湿防水シートを敷く
床下乾燥剤を床下に設置していく前に、地面からの湿気を遮断するために防湿防水シートを敷いていきます。

<手順3>床下乾燥剤を設置する
床下乾燥剤を防湿防水シートの上に敷きます。
乾燥剤の素材によって敷き方が異なる場合が多いので、事前に説明書を確認しましょう。

床下乾燥剤以外の湿気対策方法は?

【床下換気扇】
床下の換気口が正しく設置されていないなど、風通しの問題による湿気にお悩みの場合には、床下換気扇が非常に効果的です。床下に停滞している空気を、一気に外に逃すことができて空気の入れ替えをすることができ結露やカビなどの予防ができます。

しかし既に床下にカビが発生してしまっている場合には、換気扇の風でカビの胞子を床下全体に飛散させてしまうことになるので、床下換気扇の設置前に床下の環境状態をしっかり確認しておく必要があります。

また、排気口や吸気口の位置関係を配慮した上で床下換気扇を設置しなければ、逆効果になってしまうこともあるので、信頼できる業者に依頼することをオススメします。

さらに、床下換気扇は電化製品のため電気代がかかるのはもちろん、機械の故障やトラブルも起こります。機械が故障したとき、最悪の場合火事なるリスクもあります。また、床下から常に換気扇のモーターの音がするため騒音に悩むこともあるので、設置前には考慮しなければいけません。

いずれにせよ、床下換気扇を設置する際には事前にそういったデメリットを把握し、設置後はこまめにメンテナンスを行うことを心がけましょう。

【床下防水シート】
主に木造建築の家に効果的なのが床下防水シートです。
床下防水シートを敷くことで、土壌から上がってくる湿気や水蒸気を防ぐことができます。

しかし、防水シートはあくまでも土壌から上がってくる湿気をシートで防ぐだけの役割なので、土壌自体の改良を行わない限りは基本的な湿気対策にはなりません。
しかも土壌の湿気により、土壌と防水シートの間に結露が生まれヘドロが発生することもあります。こうして、床下にヘドロが発生すると土壌に水分が溜まるので、湿度が高い場所や木材を好むシロアリには絶好の住処となります。

ただ、ベタ基礎という床下全体をコンクリートで敷き詰めている場合は、土壌からの湿気をコンクリートが遮断しているので床下防水シートを敷く必要はありません。

【防湿皮膜形成工法】
この方法は業者への依頼になりますが、シロアリなどの害虫被害に悩んでいる方にオススメの対処方法です。

床下の土壌に、特殊な樹脂被膜を散布することで、床下を樹脂でコーティングします。土壌がコーディングされることで、湿気やシロアリ等の害虫被害を防ぐことができます。

まとめ

今回は、自分で床下乾燥をする方法について紹介しました。

床下は空気の流れが少なく、湿気がたまりやすい空間です。
普段は状態が見えにくく対処法もわかりづらいですが、しっかりと対処しておかないとカビが生えたり、木材の柱が腐食したり、害虫被害などの重大なトラブルに遭ってしまいます。

家族と暮らす大切な家だからこそ、床下の湿気対策は重要です。

この記事では床下乾燥剤を中心に、ご家庭でも手軽に行える対処法をご紹介していきましたが、自分で床下の湿気対策をしていたが「じつは、深刻な事態まで悪化していた」という事例も少なくありません。

この記事を読んで、湿気の原因と家の状態に該当する点がいくつかあったという方は、湿気対策に詳しいプロにまとめて任せるというのも一つの手かもしれません。

【まとめ】
・床下の湿気対策は「床下乾燥剤」で、自分でも対処できる
・湿気の温度が高くなる原因にいくつか当てはまる場合、大切な家への被害が深刻化する前に、すぐに対策が必要
・対策方法も、それぞれの環境によって異なる。特徴を理解して使用することが重要

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