シロアリ消毒の費用相場はどのくらい?早めの対策で被害を防ぐ!

シロアリ消毒は、床下や木材に薬剤を散布してシロアリの発生を予防・駆除する工事です。シロアリによる食害は家の耐久性を低下させ、地震発生時の倒壊リスクを高めます。資産価値の大幅な下落も避けられません。大切な家を守るためには、定期的なシロアリ消毒を行うことが大切です。

そこで今回は、シロアリ消毒の方法やシロアリ被害に遭いやすい家などについて詳しく解説していきます。

費用の相場や業者の選び方も紹介していますので、シロアリ対策を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

シロアリ消毒の必要性

シロアリは柱や壁の内側だけではなく、天井裏にまで侵入します。シロアリに食い荒らされた家は耐久性が低下するため、震災で倒壊することもあるのです。

どのような家でもシロアリの被害に遭う可能性はあります。古い木造住宅だけが被害に遭うとイメージを持たれる方もいますが、鉄筋コンクリート造りや新築住宅も例外ではありません。

とくに、以下のような条件の家はシロアリ被害に遭いやすいので注意が必要です。

  • 床下が低い
  • 床下の換気口が少ない
  • 家の中がジメジメしている
  • 雨漏りしている
  • 家の周りに古紙やゴミを放置している
  • 家の周りに木材を放置している
  • 庭に木製の門扉や枕木がある
  • 庭に多くの植木や鉢植えがある

このような条件に当てはまる場合、被害に遭う前にシロアリ消毒を検討しましょう。なお、シロアリ消毒に使う薬剤は約5年で効力が切れてしまうため、「5年ごと」の消毒をおすすめします。

シロアリ消毒は安全?

シロアリ消毒を検討しているが、妊娠中の方や小さいお子さんがいるご家庭は薬剤の影響による健康被害が出ないか心配ですよね

シロアリ対策用の薬剤は危険というイメージもありますが、近年では安全性の高い薬剤が開発されているので安心です。一方で、薬剤の安全性が高まるにつれて効力も弱まっているため、定期的な薬剤の散布が必要になっています。

シロアリの消毒に使われる薬剤の系統には、以下の5種類があります。

・カーバメート系

神経の刺激伝達物質である分解酵素を阻害してシロアリを駆除します。シロアリ駆除の他にも除草剤にも使われます。

・ピレスロイド系

即効性に優れた薬剤です。痙攣と麻痺作用によってシロアリを退治します。人畜に対する毒性は低めですが、薬剤量が少ないとシロアリが蘇生することもあります。

・フェニルピラゾール系

低薬量で高い殺蟻力を発揮する薬剤です。作用が緩やかなので、極めて高いドミノ効果が期待できます。

・フェニルピロール系

シロアリに呼吸障害を起こさせて退治します。殺蟻力が高く遅効性もありますが、人畜に対する毒性も強いので、現在では安全性を確保するためにマイクロカプセル化した薬剤が使用されています。

・ネオニコチノイド系

近年シロアリ駆除に多く用いられる薬剤です。昆虫のみに作用するため人畜に対する安全性が高いのが特徴です。比較的緩やかに作用する薬剤で、シロアリに付着した薬剤が他のシロアリを退治する「ドミノ効果」も期待できます。

シロアリ消毒の施工の流れを紹介

ここでは、シロアリ消毒の施工について紹介していきます。
薬剤を使ったシロアリ防除には、主に2つの方法があります。

(1)木部処理

シロアリの主食となる木材を保護する処理です。木材はシロアリの生息場所にもなるため、内部までしっかりと処理をして薬剤の浸透効果を高めます。さらに、柱や土台、束柱などの表面にも薬剤を吹き付けてシロアリの侵入を防ぎます。

(2)土壌処理

床下から侵入するシロアリ対策として、土壌に薬剤のバリア層を作ります。土壌のほかに、シロアリが侵入しやすい「基礎の内側」や「配管の立ち上がり」、「束石」などにも薬剤を散布します。

シロアリ消毒の施工の流れ

  1. 床下点検口から床下に侵入します。
  2. 床下の木材に薬剤を散布・注入します。
  3. 土壌と基礎コンクリートにも薬剤を散布します。
  4. 玄関や浴室周辺の床下には侵入できないので、外壁やタイルから薬剤を注入します。
  5. 基礎の外周や庭の木材にも薬剤を撒くことがあります。一般的な戸建て住宅の場合、半日ほどですべての手順が完了します。作業は床下や屋外で行うため、施工中に家から出る必要はありません。

シロアリ消毒の費用相場

一般的な木造住宅にシロアリ消毒をした場合は、1㎡あたり1,000~2,000円が費用相場になります。

シロアリ消毒の費用は建物の構造や使用する薬剤によって変わるので、必ず見積もりを取って確認するようにしましょう。施工後の保証は業者によって異なりますが、再発などのリスクを防ぐためにも、「5年間の無料施工保証」が付いている業者を選択してください。

シロアリ消毒は、あくまでも「予防」の工事です。すでにシロアリが発生している場合は「駆除」をする必要があります。駆除費用は消毒よりも高額なので、早めに消毒をしてシロアリの発生を防ぎましょう。

まとめ

今回は、シロアリ消毒の必要性や費用相場などについて詳しくご紹介しました。

シロアリの食害に遭った家は耐久性が大幅に低下するので、地震で家が倒壊する恐れがあります。鉄筋コンクリート造りや新築住宅もシロアリ被害に遭う可能性はゼロではありません。

シロアリ被害を防ぐためには、木部と土壌に専用の薬剤を散布してシロアリの発生を予防する「シロアリ消毒」を5年ごとに行うことが重要です。

シロアリ消毒の費用相場は建物の構造や使用する薬剤によって変わりますが、一般的な木造住宅の場合は以下が目安となります。

1㎡:1,000~2,000円

再発時のリスクを防ぐためにも、業者を選ぶときには「5年間の無料施工保証」が付いているかどうかをチェックしましょう。

シロアリの被害に遭ってしまうと駆除や修復に大きな金額がかかるので、ぜひ早めのシロアリ消毒を検討してみてください。

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