基礎に沿った花壇は家の劣化原因になる?被害のリスクと対策方法

家の基礎周りを華やかにするために、花壇を設置している人も多いのではないでしょうか。しかし、基礎周りの花壇は家の劣化原因になる可能性があります。カビやシロアリ被害の拡大によって家の強度が低下する恐れもあるので注意が必要です。

そこで今回は、家の基礎に沿った花壇がなぜ家の劣化原因になるのか、そのリスクと対策方法などについて詳しく解説します。これから花壇を設置しようと思っている人も、ぜひ参考にしてください。

基礎に沿った花壇が家の劣化原因になる理由

家の基礎に沿って花壇を設置すると見た目は華やかになりますが、家の劣化原因になる可能性があります。

花壇の設置が直接的な劣化の原因になることは稀です。しかし、すでに基礎の劣化が始まっている場合は、さまざまな悪い影響を与えます。

花壇が基礎に密着している場合は水分によって湿気が溜まりやすくなり、多くの被害を引き起こします。花壇の根が基礎の下に伸びてしまえば、基礎に亀裂が生じるリスクも高まります。

基礎に沿った花壇がもたらす4つの被害リスク

基礎に沿った花壇は、次のような被害のリスクをもたらします。

・床下の木部の腐食

・カビの発生

・シロアリなどの害虫の発生

・基礎コンクリートの劣化

それぞれ詳しく見ていきましょう。

床下の木部の腐食

基礎に沿った花壇が原因で湿気が高くなると、床下の木部が腐食する可能性があります。木部が長期間にわたって湿った状態になれば、腐食の範囲が広がってしまいます。

特に注意したいのは、木材腐朽菌の発生です。木材腐朽菌は湿度の高い環境を好み、木材を分解して腐食させる特性を持っています。床下の腐食は水回りだけではありません。水分が多く湿った場所であれば、花壇に近い基礎にも近く発生する可能性があるのです。

カビの発生

基礎に沿った花壇が原因で湿気が高くなると、カビも発生しやすくなります。カビは湿った有機物を分解して栄養を得るため、木材や断熱材に発生する可能性もあるのです。なお、湿度が70%以上の状態はカビの繁殖が促進されやすくなり、被害の拡大を招きます。

カビによる被害は、家の美観を損なうだけではありません。空気中に舞い上がったカビの微小な胞子を吸入すると、アレルギー反応や呼吸器系の問題を引き起こすこともあります。

シロアリの発生

基礎に沿った花壇が原因で湿気が高くなると、シロアリ被害にも遭いやすくなります。シロアリは湿度が高い環境を好み、湿った木材を餌にするのです。

シロアリの食害が進行すると、家を支える柱や壁の耐久性が下がり、小さな地震や台風で倒壊する恐れもあります。場合によっては、天井裏にも食害が及びます。

基礎コンクリートの劣化

基礎に沿った花壇が原因の湿気は、基礎コンクリートの劣化につながることもあります。基礎にひび割れが発生している場合は特に注意が必要です。花壇への水やりが原因でひび割れから水分が入ると、アルカリ性のコンクリートが中性化してしまいます。

通常、基礎の鉄筋はアルカリ性のコンクリートで守られているため、簡単には錆びません。しかし、鉄筋の周囲にまで中性化が進むと、錆びが発生してしまいます。

錆びた鉄筋が膨張すると、鉄筋がむき出しになってコンクリートが崩落する「爆裂現象」を起こす恐れもあります。

すでに基礎に沿った花壇を作ってしまった!対策方法はある?

すでに基礎に沿った花壇を作ってしまった場合は、床下の換気口を確保したり、専門業者に点検を依頼したりして被害の拡大を防ぎましょう。それぞれ詳しく見ていきます。

床下の換気口を確保する

基礎に沿って花壇を作ってしまった場合は、床下の換気口を確保しましょう。花壇が換気口を塞いでしまうと、通気が悪くなって湿気が溜まりやすくなるので注意が必要です。

床下の換気口を確保すれば床下の通気性が高まり、適切な湿度を保てるようになります。

床下の点検(基礎点検)をプロに依頼する

基礎に沿って花壇を設置している期間が長い場合は、すでに被害が発生している可能性もあります。被害の拡大を防ぐためにも、専門業者に点検を依頼しましょう。

専門業者に基礎の状態を評価してもらえば、自分では気づかなかった問題も発見でき、対処することも可能です。

特にシロアリやカビの被害は早期発見と対策が重要なので、早めに点検を依頼したほうがいいでしょう。

まとめ

家の基礎周りに花壇を置くと、家が劣化する原因になることがあるので注意しましょう。

基礎にヒビが入っている場合は、毎日の水やりが原因でコンクリートが劣化して、基礎の強度が低下する恐れもあります。また、床下の湿気は、カビやシロアリの被害を招く可能性もあります。

すでに花壇を置いてある場合は、床下の換気口を確保して通気性を高めることが大切です。被害が発生している可能性もあるので、専門業者に点検を依頼して被害の拡大を防ぎましょう。

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