フローリングに水染みが発生する原因と対処法を詳しく解説!補修費用の相場も紹介

快適な室内空間を演出するフローリングですが、水回りは染みができやすいので注意が必要です。

水染みはフローリングの美観を損なうだけでなく、床下の劣化やシロアリ・カビなどの原因になる恐れもあります。

そこで本記事では、フローリングに発生する水染みの主な原因や対処方法を詳しく解説します。補修費用の相場も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

フローリングに水染みができる原因

フローリングに水染みができる主な原因は、水跳ね、飲料や調味料のこぼし、結露などです。

すぐに乾いた布で拭き取れば水染みになることはほとんどありませんが、小さな水跳ねは気づきにくく、放置してしまうケースも少なくありません。そのままにしておくとホコリが付着して水染みとなり、目立つようになってきます。

観葉植物やペットの尿なども水染みの原因です。除光液や接着剤、漂白剤などをこぼして水染みになることもあります。

フローリングの水染みを放置してはいけない理由

床に落ちている

低い精度で自動的に生成された説明

水染みを放置すると、フローリングの劣化や変色につながる恐れがあります。観葉植物が原因の場合は、黒いカビになることもあるので注意しましょう。

気温や湿度などによってシミの範囲が広がると、ヒビ割れや床材の膨張などを引き起こして大規模な修繕が必要になります。

結露が原因の水染みは、フローリングの腐食につながる恐れもあるので気をつけましょう。水分が常に浸透している状態が続くと、カビやシロアリが発生するかもしれません。

除光液や接着剤、漂白剤などはフローリングの深層部まで浸透するため、早めの修善が不可欠です。ただし、ご自分で不用意に作業をすると化学反応によってシミが悪化するので、正しい補修方法を知っておく必要があります。

フローリングの水染みを補修する方法

フローリングの水染み補修はDIYでも可能です。水染みの原因によって補修方法は異なるので、詳しく見ていきましょう。

・水回りの水染み

キッチンや洗面所などのフローリングに発生した軽度な水染みは、中性洗剤で補修できます。手順は次のとおりです。

  1. バケツに水を貯める
  2. 消台所用の中性洗剤を数滴垂らす
  3. 布を浸し、しっかり絞ってから拭く

・観葉植物の植木鉢からの水染み

観葉植物の植木鉢が原因で発生した水染みも、中性洗剤で補修できます。中性洗剤で消せない場合はワックスが変色しているので、ワックスを再塗布して対応しましょう。

手順は下記のとおりです。

  1. ワックス剥がしをスポンジに付ける
  2. フローリングに均等に塗り、2~3分待つ
  3. ワックスが浮いてきたら、ヘラを使って丁寧に削り取る
  4. 絞った雑巾で古いワックスを拭き取ったら1日以上乾燥させる
  5. シミが消えたら新たにワックスをスポンジで塗る

・黒ずんだ水染み

家電やカーペットの下に見られる黒いシミはカビです。表面だけであればDIYで消すことができます。

基本的には水で薄めた中性洗剤で消せますが、消えない場合は清掃用無水エタノールを噴射しましょう。

フローリングの内部にまで被害が及んでいる黒シミは、DIYで対処できません。専門業者に依頼して作業してもらいましょう。

・ペットが原因の水染み

ペットの尿が原因の水染みはDIYで対応できません。フローリングの深層部にまで染み込んでいるケースが多いため、床材にも被害が及んでいると考えてください。

臭いの除去も必要になるため、初めから専門業者に対処してもらいましょう。

・除光液や漂白剤が原因の水染み

除光液や漂白剤はフローリング素材を激しく破壊するので、DIYでの補修は困難です。修繕の方法を間違えると化学反応によってシミが悪化することもあります。

除光液や漂白剤をこぼしてフローリングに水染みができた場合は、迷わず専門業者に依頼するようにしましょう。

フローリングの水染み修繕を業者に依頼した場合の費用相場

床, 屋内, 人, 男 が含まれている画像

自動的に生成された説明

ご自分では対処できないフローリングの水染みを補修する費用は、15,000円~40,000円前後が相場です。

シミの浸食度合いや補修箇所によっても費用は変わります。被害や補修箇所が少なければ費用も安く済みますが、多くなると費用が高額になってきます。

業者によっても費用は変わるので、複数の業者に見積もりを依頼したうえで、作業内容と費用を比較しましょう。

まとめ

フローリングの水染みを放置するとカビや腐食の原因になります。軽度であればDIYでも対処できますが、深層にまで被害が及んでいる場合は大規模な修繕が必要になるので早めの対策が不可欠です。

フローリングの水染みを補修する費用は、浸食度合いや補修箇所によって異なります。被害が広がると費用も高くなるので、まずは複数の専門業者に見積もりを依頼して比較検討してみましょう。

ご相談・お問い合わせ窓口

床下、給水管や排水管などお住まいに関する不安がありましたら、お気軽にご相談ください。しつこい営業は一切しませんのでご安心ください。

お電話でのお問い合わせ メールでのお問い合わせ

画像

関連記事一覧