床下エアコンと床暖房の違いとは?導入のメリットとデメリットを紹介

1台で床全体を暖かくできる「床下エアコン」の設置を検討している方も多いのではないでしょうか。

床下エアコンを導入するにあたって、実際にどれくらい暖かくなるのか、床暖房とどちらがいいのかなどの疑問を解消しておきたいですよね。本記事では、床下エアコンを導入するうえでのメリットやデメリット、月々にかかる電気代や設置費用などについてご紹介します。

床下エアコンの導入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

そもそも床下エアコンとは?床暖房との違いも紹介

床下エアコンは、1台のエアコンで床を暖める仕組みです。エアコンで暖めた空気が床下全体を循環しながら滞留することによって床全体を暖めます。特別な機械を用意する必要はありません。構造的には「普通のエアコンを床下に設置する」ということになります。
エアコンの風による乾燥や、埃を舞上げて空気を汚すこともないので、アレルギーが気になる方や小さなお子さんがいる方にも安心です。

床下エアコンと床暖房の違いは?

床暖房は「床の一部を暖める」方法です。床材の内部や、床材と床下地合板の間に熱源を埋め込んで、設置部分の床を暖めます。基礎断熱工法、床下断熱工法のどちらでも施工できます。
一方で床下エアコンは、「床全体を暖める」方法です。床下に市販のエアコンを設置して床下全体を熱源にします。設置できるのは基礎断熱工法の家だけです。

 

床下エアコンのメリットとデメリット

床下エアコンの購入前に、具体的なメリットとデメリットを知っておきましょう。

床下エアコンのメリット

メリット1:床全体が暖かくなる
床下エアコンは床暖房とは異なり床下全体が暖かくなるので、「キッチンは暖かいのに廊下は冷たい」ということはありません。温度差に敏感な高齢者がいるご家庭などでも、床下エアコンが役に立つでしょう。

メリット2:エアコンが1台で済む
床下エアコンはエアコン1台で床全体を暖められるので、何台ものエアコンを設置する必要がありません。初期費用は「エアコン1台分」しかかからないので、購入費用で悩んでいる方も安心でしょう。故障によって買い替える必要が生じた場合も、エアコン1台分の費用で済むので経済的です。

メリット3:温風が当たらない
床下エアコンは床下からの輻射熱を利用して床全体を暖めるため、温風が顔などに当たらず快適に過ごせます。冬場に急速暖房などを使うと風が当たって不快ですが、床下エアコンは室内にエアコンを設置するわけではないので、暖房の風を気にする必要はありません。

メリット4:室内がスッキリする
エアコン本体が床下に隠れるため、室内の美観を損ねないというメリットもあります。室内空間をスッキリさせたいという方も、床下エアコンの導入を検討してみる価値はあるでしょう。

メリット5:燃料補給の手間がかからない
床下エアコンを一度設置すれば電力で稼働できるため、ストーブのように燃料補給をする手間がありません。

床下エアコンのデメリット

デメリット1:夏場の冷房の使用に向かない
冬場には大活躍の床下エアコンですが、冷房の使用はあまりおすすめできません。なぜなら、温かい空気は上昇しますが、冷たい空気は下に停滞しやすいため、部屋全体が均等に冷えることはありません。
また、冷風によって結露が発生しやすくなりカビの繁殖原因になります。

デメリット2:シロアリ被害に遭う可能性がある
床下エアコンは基礎外断熱の密閉性を利用しますが、シロアリは基礎断熱に使用する断熱材を好むため、シロアリ被害を誘発する恐れがあります。また、断熱材によって侵入経路がわかりにくくなるため、シロアリ被害の発見が遅くなります。

デメリット3:電気代がかかる
床下エアコンは基本的に24時間フル稼働させるため、使用時間に応じた電気代がかかります。

床下エアコンの1ヶ月の電気代や設置費用はいくら?

まず床下エアコンの設置費用ですが、こちらは通常のエアコンを床下に設置するだけなので、エアコンの設置費用とだいたい同じぐらいです。その他にも、エアコンの吹き出し口であるガラリなどの施工費としてプラス50,000円ほど見ておきましょう。

1か月の電気代の目安ですが、10,000円〜20,000円前後と考えておくといいでしょう。床下の広さや使用環境によって変わりますが、基本的には、室内でエアコンを使った場合の電気代とほとんど変わりません。
同じ条件で床暖房を1日10時間使った場合の電気代は、月13,000円前後なので、床下エアコンの方が電気代はやや割安です。エアコンはスピーディーな暖房が可能ですが、床暖房は床が温まるまでに1時間ほどかかるという点も覚えておきたいところです。

 

まとめ

床下エアコンは、1台のエアコンで床全体を暖める効率的な暖房方法です。床暖房よりも暖かくなる範囲が広く、ランニングコストも安く済みます。エアコン1台で床全体を暖めるため、複数台のエアコンを設置する必要もありません。ただし、床下エアコンは断熱材を利用するので、断熱材を好むシロアリの被害には注意が必要です。

床下エアコンを24時間稼働させた場合の電気代は月10,000円〜20,000円前後が目安になります。ランニングコストは床暖房よりも安く済むので、床全体を暖めるならコスパの高い方法といえるでしょう。今回の記事を参考にして、床下エアコンの導入を改めて検討してみてはいかがでしょうか?

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