洗面所の床リフォームは早めがおすすめ!【費用と工期も詳しく紹介】

洗面所の床は劣化が早いので、傷や汚れが気になったら早めのリフォームをおすすめします。

そこで今回は、洗面所の床リフォームが重要である理由やリフォーム時期の目安、リフォーム費用などについて詳しく解説していきます。

床材の選び方もご紹介しますので、リフォームを検討している方も、ぜひ参考にしてください。

洗面所の床リフォームはなぜ必要?時期の目安は

洗面所の床下は湿気が溜まりやすく、シロアリやカビの温床となりやすいため、定期的なリフォームが欠かせません。築年数が10~15年経過しているなら、洗面所の床リフォームを検討した方がいいでしょう

洗面所の床の劣化や損傷を放置しておくと、水漏れなどの被害が拡大して下地や土台が腐食する恐れもあります。腐食やシロアリ被害などを放置すると修繕工事が高額になるので、早めに点検・リフォームをおこないましょう。

こんな兆候は危険!今すぐ洗面所の床リフォームを

次のような兆候がある場合は、すぐにでも洗面所の床リフォームを検討してください。

  • 床を歩くとぶよぶよする
  • 床に柔らかい部分がある
  • あちこちにカビが発生している
  • 汚れが落ちにくくなった
  • ひび割れや剥がれがある

など

このような状態になっている洗面所の床下は、すでに腐食している可能性があります。

洗面所の床材の選び方【ポイント3つ】

洗面所の床材を選ぶポイントは、次の3つです。

1.水に弱い床材は避ける

洗面所の床には、水に強い床材を選ぶのが基本です。木材を使ったフローリングは洗面所の床に向いていないので、デザイン重視で選ばないように注意しましょう。

2.メンテナンスしやすい床材を選ぶ

凸凹の激しい床材は汚れが入り込みやすく、日々のメンテナンスに手間がかかるので避けた方がいいでしょう。

3.隣接部屋との色合いもチェック

洗面所と浴室や他の部屋が隣接する場合は、全体のインテリアテイストが合うようにすると統一感を演出できます。出入り口のドアと床の色合いもチェックしたいところです。

洗面所の床におすすめの床材

上記の「床材の選び方」に適したおすすめの床材は、次の3つです。

・クッションフロア

ビニール製の水に強い素材です。他の床材に比べて価格が安いというメリットもあります。

・タイル

水分に強くて耐久性も高いので、洗面所の床材に適しています。ただし、クッションフロアよりも滑りやすく、冷たさが足に伝わりやすいというデメリットがあります。

・複合フローリング

合板を張り合わせた素材です。木材が使った一般的なフローリングは水を吸収しやすいので、洗面所の床材には向いていません。床のデザインを他の部屋と統一したい場合には、複合フローリングを使いましょう。

洗面所の床リフォームの施工方法と費用

洗面所の床リフォームの施工方法には、主に次の3種類があります。

  • 新規張り
  • 重ね張り
  • 下地工事

各工法の特徴と費用相場を見ていきましょう。

新規張り

既存の床を新しい床に張替える方法です。床にカビが発生している床や損傷が激しい場合には、新規張りが適しています。床を全面的に張替えるため、リフォーム後も床の高さが変わりません。

床材を剥がして下地の状態を確認できるのも、新規張りのメリットです。施工費用は使う床材や洗面所の広さによっても変わりますが、4万円~6万円が最多価格帯となります。

重ね張り

床の色褪せや汚れを治したいときに適している方法です。古い床に新しい床材を張るだけなので簡単にリフォームでき、費用が安いというメリットがあります。費用相場は3万円~5万円です。

下地工事

新規張りの工事で下地に問題が確認された場合は、下地工事をおこないます。状況によって工事内容は異なるので、業者と相談しながら決めていきましょう。大がかりな工事が必要になった場合は、追加の工事費用として8万円以上かかるケースもあります。

洗面所の床リフォームの注意点

ここからは、洗面所の床リフォームをする際の注意点を5つご紹介します。

1.床の劣化原因を確認する

経年劣化であれば張替えで問題ありませんが、配管や浴室などからの水漏れが劣化の原因になっていることもあるので、必ず劣化原因を特定しましょう。

2.部分的に張替えると継ぎ目が残る

劣化や汚れが少ない場合は、部分的な張替えの方が簡単で費用も安くなります。しかし、施工後には継ぎ目が残ってしまうので、見た目も重視したいという方は、全面張替えを検討した方がいいでしょう。

3.見積もりの内容をしっかりチェックする

「床材の処分費」や「家具移動費」などが見積もりに含まれているかしっかりチェックしましょう。チェックを怠ってしまうと、リフォーム後に予想外の追加料金を請求されることがあります。

4.水漏れしていた場合追加工事が必要

水漏れが床下に達して土台が腐食していた場合は、改修工事が追加されます。シロアリやカビ被害が発生していたときには駆除費用も必要です。

5.専門業者に依頼する

洗面所の床リフォームはDIYでも可能ですが、施工ミスによるひび割れや剥がれが起きやすくなるので、初めから専門業者に依頼した方が安心です。ひび割れなどからの水漏れが下地に及んでしまうと、大規模な改修工事と高額な費用がかかってしまいます。

まとめ

築年数が10年~15年経過しているなら、洗面所の床リフォームを検討してください。古くなった床は、ひび割れなどから水漏れを起こして、下地や土台が腐食していることがあります。

リフォーム後の床を長持ちさせるには、下記のような水に強い床材を選ぶといいでしょう。

  • クッションフロア
  • タイル
  • 複合フローリング

洗面所の床リフォームにかかる費用相場は、下記が目安となります。

  • 新規張り:4万円~6万円
  • 重ね張り:3万円~5万円
  • 下地工事:8万円~

洗面所の床リフォームはDIYでもできますが、施工ミスを防ぐためにも専門業者に依頼しましょう。無料見積もりに対応している業者も多いので、床の劣化や損傷が気になる方は、気軽に問い合わせてみてください。

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