「その羽アリはシロアリかも?アリの見分け方と発生原因を解説」

家の周りで羽アリを見かけたら要注意です。もしかすると、すでに屋内でシロアリが発生しているかもしれません。シロアリの発生を放置しておくと、食害による住宅資産価値の低下を招く恐れがあります。ただし、すべての羽アリがシロアリというわけではありません。食害を起こさないクロアリの可能性もあります。
そこでこの記事では、シロアリとクロアリの見分け方や、家で羽アリを発見したときの対処法と注意点などをご紹介します。「家の周囲に羽アリがいる」という方は、ぜひ参考にしてください。

家の周りに羽アリが!シロアリかクロアリか見分ける方法は?

羽アリはシロアリではなくクロアリの可能性もあるので、シロアリとクロアリの見分け方を知って、焦らずに対処しましょう。
両者にはさまざまな違いがありますが、「羽の大きさ」「胴体」「発生時期」の3点を意識しながら見分けてみるとわかりやすいでしょう。

シロアリとクロアリの簡単な見分け方

・シロアリの特徴
シロアリの羽は前後の形と大きさがほぼ同じです。胴体は寸胴です。クビレはありません。まっすぐで数珠状の触覚も特徴です。主に床下などの人目の付きにくい場所で活動をしますが、最大の問題は木材の食害でしょう。
「ヤマトシロアリ」という種類は4月から5月、「イエシロアリ」という種類は6月から7月にかけて発生します。

・クロアリの特徴
クロアリは大きな前羽や腹部のクビレが特徴で、触覚は「くの字」型をしています。主に庭先などの人目に付きやすい場所で活動し、腐った木などに生息しますが、木材への食害はありません。なお、クロアリは6月から11月にかけて発生します。

 

家の敷地内で羽アリを発見したら?

もし、家の敷地内で数匹の羽アリを見つけたら、焦らずに下記の3つの方法で対処してみてください。

簡単に羽アリを駆除する3つの方法

1.掃除機で吸う
羽アリを見つけたら掃除機で吸ってしまいましょう。生きたまま掃除機で吸い取ると、掃除機の中で活動するのではないかと不安に感じるかもしれませんが、ほとんどの羽アリは掃除機で吸い取る際の圧力で死んでしまいますので安心してください。

2.ビニール袋
羽アリが発生している箇所を見つけたら、発生している場所を覆うようにビニール袋をかぶせてテープで固定してください。ビニール袋の中に羽アリが溜まったら、ビニール袋の口を縛って捨てましょう。

3.ガムテープ
発生している羽アリの数があまり多くない場合は、掃除機の代わりとしてガムテープを使用することもできます。

羽アリ駆除に殺虫スプレーを使う際の注意

羽アリの駆除に市販の殺虫スプレーはあまりオススメできません。なぜなら、スプレーがかかった羽アリは駆除できますが、生き残った羽アリは建物の至るところに逃げてしまい、その後の駆除が難しくなるためです。
したがって、羽アリを発見したら殺虫スプレーの使用は避け、掃除機やビニール袋を使って駆除しましょう。

そもそもシロアリが発生する原因とは?

シロアリの発生には、いくつかの原因があります。発生の原因がわかれば、事前のシロアリ対策もしやすくなるでしょう。

シロアリの侵入ルート

繁殖期に空を飛んで羽アリが飛来することもありますが、飛来による屋内への侵入は極めて稀です。
シロアリはもともと土の中に生息しているため、土の中から床下を経由して屋内に侵入するケースが多く見られます。通常であれば床下にシロアリは発生しませんが、湿気を大変好むために、床下の換気が不十分だったり、川や池が近くにあったりする住宅では、シロアリが繁殖しやすくなります。
シロアリは、湿気だけではなく木材も好みます。庭先や家の周辺に木材が放置してあると、そこにシロアリが巣を作り、巣を拠点として屋内で侵入されてしまいます。

シロアリの発生時期

シロアリの活動は気温によって左右されます。シロアリの動きが活発になる気温は20度から30度といわれているため、国内では5月から7月頃に発生しやすくなると考えていいでしょう。
シロアリは基本的に季節を問わず「気温」で発生すると思ってください。気温が低下する11月から3月の間は多くののシロアリが活動を停止しますが、いなくなったわけではありません。あくまでも休眠をしているだけなので注意が必要です。
たとえば、冬でも暖房器具などの使用で室内や床下の温度が上昇すれば、シロアリの動きは活発になり食害を引き起こします。事実上、シロアリの発生時期は「1年中」と考えていいかもしれません。

次のような条件があれば要注意!

以下のような条件に該当する住宅はシロアリが発生しやすくなるので、定期的な点検は欠かせません。

・日当たりが悪く湿気が多い土地
シロアリは湿気を好むため、日当たりが悪くジメジメとした土地に集まってきます。もともとの立地条件がシロアリの好む環境と一致している住宅は、床下に換気扇を設置するなどして通気を確保する必要があるでしょう。

・近所でシロアリ被害が発生    
近場でシロアリ被害が発生していたら要注意です。シロアリは餌場をフェロモンで仲間に知らせるという特性があるため、あっという間に数百匹のシロアリが押し寄せて、近隣にも被害を及ぼします。

・防蟻処理してから5年以上経過している
シロアリの発生を防ぐ薬剤の効果は、最大でも5年前後が一般的です。薬剤の効き目が切れると再びシロアリが発生するので、定期的な点検と防蟻処理は必須です。

まとめ

羽アリが発生していても慌てず、まずはそれがシロアリかクロアリかを見分けたうえで、適切な対処をするようにしましょう。シロアリだった場合は放置しておくと食害を引き起こすため、専門の業者による早急な対策が必要です。
今回ご紹介した羽アリの見分け方やシロアリ発生の主な原因を参考にして、シロアリによる住宅への被害を最小限に食い止めましょう。

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