浴室のリフォームで失敗しない方法とは？失敗例から学ぶ注意点も紹介！

浴室のリフォームは機能性や快適性が重視されるので、リフォームの失敗は大きな後悔につながります。そのような状況になってしまうと、毎日のバスタイムでリラックスするのも難しいでしょう。費用も比較的高額になるので、失敗は避けたいところです。

そこで今回は、浴室・お風呂のリフォームで起こりがちな失敗や、浴室リフォームで失敗しない方法について詳しく解説します。優良業者の選び方も紹介しますので、浴室のリフォームを考えている方は、ぜひ参考にしてください。

浴室・お風呂リフォームで起こりがちな失敗とは？

まずは、浴室・お風呂のリフォームで起こりがちな失敗から見ていきましょう。

1.工事の失敗

実績や経験豊富な業者でも、施工ミスが発生する可能性はゼロではありません。リフォーム後に水流の悪化や異音が発生した場合は、施工不良が起きている可能性もあります。放置しておくと大規模な補修が必要になるケースも多いので、早めに施工業者に連絡しましょう。

2.追加工事の発生

浴室のシロアリ被害や水漏れなどによる腐食が、工事を開始して発覚するケースがあります。そのため、浴室のリフォームで追加工事が必要となるケースは少なくありません。
これはある程度仕方のないことですが、人によっては「失敗した」と感じられるでしょう。

3.見積もりよりも高い

追加工事などが発生しなくても、見積もりより費用が高くなることもあります。このような場合は、費用が高くなった理由をしっかりと説明してもらいましょう。

4.工期が長くなった

人員不足や技術不足などで、想定していた工期よりも長くなるケースです。入浴できない日が増えると不便なので、リフォームは失敗だったと感じるかもしれません。

5.カビやすくなった

浴槽や壁の素材を変えた結果、カビやすくなってしまったパターンです。とくにモルタルやコンクリートはカビやすいので、デザイン優先で選ばないように気をつけましょう。

6.浴室や浴槽が狭くなった

浴槽のサイズには規定があるため、リフォーム後の広さはほとんど変わりません。しかし、少しのサイズ変化でも狭さを感じることはあります。サイズを決める際には、現在使用している浴槽よりも小さくならないようにした方がいいでしょう。

7.ほとんど使わない設備がある

近年では多機能な浴室も珍しくありませんが、必要のない設備にコストをかけるとリフォーム費用がかさんでしまいます。

浴室・お風呂リフォームで失敗しない方法は

浴室・お風呂リフォームで失敗しないためにも、次の2点は必ず事前に確認しておきましょう。

1.ショールームで実物を見る

浴室リフォームの前には、ショールームに足を運んで実物を見るようにしましょう。実物を見ればサイズ感も掴みやすくなります。写真で見たときと色やデザインの印象が変わることもあるので、色選びの失敗も防げるでしょう。

2.本当に必要な機能かしっかり検討する

近年の浴室機能は大変進化していますが、最新の設備が自分にとって必要とは限りません。不要な機能を省けばコストを抑えながら快適な浴室へのリフォームが実現するので、リフォーム前に機能の要・不要をしっかり検討しましょう。

浴室・お風呂リフォームを失敗した場合のリスク

先ほども述べましが、実績や経験豊富な業者でも、施工ミスが発生する可能性はあります。そのため、施工不良による漏水といった二次被害が起きるリスクはあるでしょう。場合によっては、大規模な補修が必要になることもあります。

人員不足や技術不足が原因で、想定していた工期よりも長くなることもあります。工期が長くなれば、それだけ人件費がかかるので費用の総額も高くなります。

浴室・お風呂リフォームの業者の選び方は

浴室・お風呂リフォームで失敗しないためにも、業者を選ぶ際には次のポイントをチェックするようにしてください。

• 過去の実績を見る
• 事前の説明内容を確認する
• アフターサービスが充実している
• 相見積もりを依頼する
• 費用の安さだけで選ばない

それぞれ詳しく解説していきます。

過去の実績を見る

過去の実績は非常に重要なので、業者のホームページに掲載されている施工実績は必ず確認しましょう。施工件数の少ない業者は避けた方が無難です。

事前の説明内容を確認する

見積もりの内訳や追加工事の可能性などに関する詳しい説明があれば、安心してリフォームを依頼できます。このような説明をしない業者は、施工内容だけではなく、費用も不明確なことが多いので気をつけましょう。疑問点がある場合は、積極的に質問することも大切です。

アフターサービスが充実している

リフォーム後にトラブルが発生したときの保証内容も、必ず確認しておきましょう。最低でも、下記の3つはチェックしておきたいところです。

• 保証期間
• 再施工が必要になった場合の工費
• トラブル発生時の対応方法

相見積もりを依頼する

複数の業者から見積もりを取り寄せて比較すれば、費用相場の目安がわかります。初めから1件だけに絞ってしまうと、適正価格がどうかの判断ができないので注意しましょう。保証内容の比較も忘れないようにしてください。

費用の安さだけで選ばない

浴室リフォームは100万円～120万円の費用がかかります。高額なので少しでも安くしたくなりますが、相場よりも費用が大幅に安い業者は、施工技術や作業員の人数に問題があるケースがほとんどです。施工ミスを防ぐためにも、費用の安さだけではなく、工事の内容や保証の充実度を重視してください。

まとめ

浴室・お風呂のリフォームで起こりがちな失敗はほとんど決まっているので、事前に確認しておけば失敗を高確率で防げるようになります。

浴槽の実物と写真は異なることもあるので、事前にショールームで見ておくようにしましょう。事前に見ておくだけでも、サイズ感や色などのイメージ違いを避けられます。

費用面や作業内容に関する失敗は、優良業者の選び方をチェックすることで防げます。浴室リフォームは費用が高額になるので、後悔しないためにも今回ご紹介した内容を参考に失敗を防ぎましょう。