お風呂・浴室リフォームの費用相場と具体事例を詳しく解説！

「お風呂のリフォームをしたいけれど費用相場がわからない」

このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。リフォームの費用相場はリフォームをする箇所や浴槽のタイプなどによって異なるため、事前にチェックしておくと予算や工期のスケジュールが組みやすくなります。

そこで今回は、主に下記について詳しく解説していきます。

・お風呂のリフォーム費用相場
・値段別リフォームの実例
・リフォームの工期

お風呂をリフォームする前に知っておきたいポイントもご紹介しますので、お風呂のリフォームを考えている方はぜひ参考にしてください。

お風呂場のリフォームの費用相場は？

お風呂場のリフォーム費用相場を見てみましょう。

費用	割合
～49万円	4%
50万円～99万円	37%
100万円～149万円	33%
150万円～199万円	19%
200万円～249万円	6%
250万円～	1%

グラフにするとよくわかりますが、お風呂のリフォームは50～99万円、または100～149万円で済むケースがほとんどです。そのため、一般的な費用相場は「50万円～149万円」と考えておくといいでしょう。

主なお風呂のタイプ別費用相場は、下記のとおりです。

お風呂のリフォーム内容	費用相場
ユニットバスからユニットバス	60～170万円
在来浴槽（タイル風呂）からユニットバス	70～200万円
在来浴槽（タイル風呂）から在来浴槽（タイル風呂）	60～230万円

費用別のリフォーム内容

費用別のリフォーム内容を紹介します。ここでご紹介するのは、あくまでも費用例なので、気になる施工があれば業者に無料見積もりを依頼して確認しましょう。

50万円未満のリフォーム内容

お風呂の小規模なリフォームなら、50万円未満でのリフォームも可能です。主なリフォームの内容と費用相場は下記となります。

リフォームの内容	費用相場
手すりの設置	3～5万円
ドアの交換	5～16万円
内装全体	10～30万円
浴槽交換	10～55万円
給湯器交換	10～39万円

部分的なリフォームを別々におこなうと、費用が高額になることがあります。築10年以上の家はリフォームが必要になる箇所が多いので、まとめてリフォームする方が費用相場を抑えられるケースも少なくありません。

100万円未満のリフォーム内容

100万円未満の予算なら、システムバスの入れ替えも可能です。最新のシステムバスを導入したいという方も、この価格帯でリフォームすることができます。

・リフォーム例

TOTO サザナ1坪サイズ：商品代金約42万円
工事費：約40万円
合計：約82万円

100万円以上のリフォーム内容

100万円以上の費用をかけた場合は、こだわりの機能や仕様を選べるようになります。浴槽のサイズアップも150万円以内で済ませることが可能です。

・リフォーム例

クリナップ アクリア　1616サイズ：商品代金約83万円
工事費：約60万円
合計：約143万円

お風呂場のリフォームの工事期間は？

工期はリフォームの内容によって異なります。おおよその目安は下記のとおりです。

お風呂のリフォーム内容	工期
ユニットバスからユニットバス	2日～3日
在来浴槽（タイル風呂）からユニットバス	4日～5日
在来浴槽（タイル風呂）から在来浴槽（タイル風呂）	約2週間
手すりの設置	1時間
ドアの交換	1日
内装全体	1～2日
浴槽交換	1日
給湯器交換	1日～2週間

リフォーム期間が長くなると、その分自宅でお風呂が入れない期間が伸びて何かと不便なので、工期を短くするコツをチェックしておきましょう。

1.複数の業者に見積もりを依頼する

お風呂場のリフォームをする際には、複数の業者から相見積もりを取りましょう。相見積もりを取れば、各業者の費用と工期を比較してから依頼することができます。

2.事前に片づけをする

お風呂場の周辺が散らかっていると、リフォーム工事の妨げになります。工事がスムーズに進むように、お風呂場周辺の整理をして動線を確保しておきましょう。

3.着工日に注意する

土日は業者が休みになるので、木曜や金曜などから着工すると、全体的な工期が長くなってしまいます。効率的にリフォームを済ませるためにも、月曜日から着工できるようスケジュールを組みましょう。

お風呂場リフォームの前に知っておきたいこと

お風呂場のリフォームをする前に、床材や浴槽の選び方を確認しておきましょう。

床材の選び方をチェック

お風呂場の床材には、主に4種類があります。各床材の特徴と、一般的な浴室（0.75坪）をリフォームした際の費用相場を見ていきましょう。

1.シート床材：費用相場5万円～15万円

床の上から貼り付けるだけで簡単にリフォームできるビニール床材です。多彩なデザインが揃っているので、デザインにこだわりたいという方にも適しています。

2.タイル床材：費用相場10万円～

素材としては古いですが、防水性や耐久性が高いという特徴があります。タイル床材にリフォームできるのは在来工法の浴室に限られるので注意してください。

3.樹脂床材：費用相場5万円～

多くのユニットバスに使われている床材です。耐水性が高く、水はけにも優れているという特徴があります。

4.木製床材：費用相場15万円～

和風の浴室にリフォームできる床材です。防水加工や防カビ加工が施されている商品もあるので、メンテナンスのしやすさで選びたいという方は要チェックです。

介護保険や補助金が支給されることもある

家族に要支援者か要介護者がいて、怪我や事故を防ぐためにリフォームをする場合は、最大20万円の介護保険が支給されます。

介護保険のほかにも、補助金や助成金制度を独自に設けている自治体もあります。リフォームをする際には、役所で介護保険や補助金の支給対象になるかどうかを確認しておきましょう。

まとめ

お風呂のリフォーム費用は内容やリフォームする箇所によって異なりますが、50万円～149万円に収まることがほとんどです。

浴槽タイプ別のお風呂のリフォーム費用相場は、下記となります。

・ユニットバスからユニットバス：60～10万円
・在来浴槽（タイル風呂）からユニットバス：65～150万円
・在来浴槽（タイル風呂）から在来浴槽（タイル風呂）：60～230万円

自治体によっては独自の補助金を設けているので、リフォームを検討する前に、お住まいの役所で確認してみるといいでしょう。

複数の業者から相見積もりを取れば費用を抑えることもできます。見積もりは無料なので、お風呂場のリフォームを検討している方は気軽に問い合わせてみましょう。