
「シロアリ発生・被害の初期症状6つ!シロアリが好む家の特徴とは?
シロアリ被害の拡大を防ぐには、シロアリ発生の初期症状を察知して早めに対策をすることが重要です。床の軋みや水回りの変色は、経年劣化ではなく初期症状の可能性もあります。早期対策を実現するためにも、日頃のチェックを怠らないようにしましょう。
今回は、シロアリ発生時の主な初期症状や、シロアリが発生しやすい家の特徴などについて詳しく解説しています。シロアリ駆除の費用相場も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
シロアリ発生の初期症状とは
シロアリ発生の初期症状には、下記のようなものがあります。
- 床や畳が軋む、フワフワする
- 蟻道(ぎどう)がある
- 水回りか変色している
- 屋内に羽アリがいる
- 柱や壁を叩くと空洞音がする
- 近所にシロアリ駆除を行なった家がある
それぞれ詳しく解説します。
床や畳が軋む・フワフワする
床や畳を歩くと軋み音がする場合や、フワフワと沈むような感覚があるときは、シロアリ被害の初期症状を疑いましょう。
経年劣化の可能性もありますが、食害によって床下の木材が強度を失い、軋みが発生することもあります。軋みの放置は被害の拡大につながるので早めの対策が必要です。畳が軋む場合は、畳を外して床下の状況を確認しましょう。
蟻道(ぎどう)がある
シロアリは光を嫌うため、床下に「蟻道」と呼ばれるトンネルのような通り道を作って、その中を移動します。
蟻道がある家はすでにシロアリ被害が拡大しているので、床下の定期的な点検は必須です。蟻道を見つけた場合は、すぐに専門業者へ連絡して駆除を行ないましょう。
水回りが変色している
変色した風呂場や洗面所の木材は、湿気を含んでいる可能性があります。シロアリは暗く湿度の高い場所を好むため、すでにシロアリが集まってきているかもしれません。玄関やウッドデッキの変色・腐食にも注意が必要です。
屋内に羽アリがいる
家に被害を与えないクロアリにも羽アリは存在します。しかし、屋内に入ってくるのは基本的にシロアリの羽アリだけです。そのため、家の中で羽アリを見つけた場合は、屋内にシロアリが巣を作っている可能性があります。
柱や壁を叩くと空洞音がする
シロアリの食害に遭っている建材は、叩くと空洞音がします。一方、シロアリ被害に遭っていない柱や壁は叩くと重い音がします。他の初期症状に気づいたら、柱や壁を叩いて音を確認してみるのも、ひとつの方法です。
近所でシロアリ駆除を行なった家がある
シロアリ駆除を行なった家からシロアリが逃げ出して棲みついてしまうケースです。ただし、シロアリが好む湿度の高い場所や腐食した木材がなければ、それほど心配する必要はありません。思わぬ被害を防ぐためにも、日常的なシロアリ対策を欠かさないようにしましょう。
シロアリが好むのはどんな家?

シロアリ被害に遭いやすい家は「湿度が高い家」「通気性の悪い家」「庭や床下に不要物を放置している家」です。それぞれ詳しく見ていきましょう。
湿度が高い家
シロアリが好むのは「湿度が高く薄暗い場所」です。そのため、床下に湿気が溜まっている家は、シロアリ被害に遭いやすくなります。雨漏りが多く、壁や柱などの木材に湿気が含まれている家も要注意です。わずかなひび割れからでも水分は建材の中に入り込むため、家の基礎部分や壁にひび割れがある場合は、早めに補修を検討しましょう。
また、家の周囲に川や池がある家は地盤に含まれる水分が多く、地表からの湿度も高めになります。湿地帯を造成した住宅地も、地表の湿度が高くなります。このような家はシロアリ被害に遭いやすいので、床下の定期点検を欠かさないようにしましょう。
通気性の悪い家
シロアリは、床下が低く換気口が少ない家も好みます。シロアリは空気の動きを嫌うため、通気性の悪い箇所に棲みついてしまうのです。被害を防ぐためにも、床下通気口の前に物を置くのは避けて通気性を確保しましょう。
庭や床下に不要物を放置している家
庭に廃材や家具などが放置してある家もシロアリに狙われます。廃材や家具が雨に晒されて湿気を含むと、シロアリにとって快適な環境になるので注意しましょう。そのような場所に棲みついたシロアリは土中から床下に入り込み、屋内に侵入します。
初期症状のうちは自分でシロアリ駆除できる?
シロアリが発生してしまったら、初期症状でも自分で駆除するのは困難です。シロアリ駆除用のアイテムも市販されていますが、あくまでも「応急処置用」と考えてください。柱や壁の内部に潜んでいるシロアリは、市販品で駆除することができません。
シロアリを徹底的に駆除するには、業務用の薬剤や工法で対処する必要があります。大切な家を守るためにも、シロアリの駆除は専門業者に依頼しましょう。
シロアリの予防・駆除方法と費用相場

薬剤や消毒液を散布して徹底的にシロアリを駆除する「バリア工法」の費用相場は、1㎡あたり1,000〜2,000円です。バリア工法はシロアリの発生箇所に薬剤を散布するため即効性が高く、すでに被害が広がっている家にも効果があります。
シロアリ被害の予防という観点では「ベイト工法」もおすすめです。ベイト工法は、シロアリの毒エサを専用容器に入れ、家の周囲に埋めて巣ごと駆除します。ベイト工法はシロアリがエサを巣に持ち帰る習性を利用した方法なので駆除に時間はかかりますが、被害防止を優先したい場合はベイト工法も選択肢に入れるといいでしょう。ベイト工法の費用相場は、外周1mあたり6,500円前後です。
まとめ
シロアリ発生の初期症状を見極めて早めに対処すれば、被害の拡大を防げます。床下や水回りはとくにシロアリが発生しやすい箇所なので、軋みや変色がある場合は専門業者に点検を依頼しましょう。
薬剤を散布してシロアリを駆除するバリア工法の費用相場は1㎡あたり1,000〜2,000円です。毒のエサを家の周囲に埋めて巣ごと駆除する「ベイト工法」の費用相場は、外周1mあたり6,500円になります。
無料点検を実施している専門業者もあるので、シロアリの発生の初期症状に気づいたら気軽に問い合わせてみましょう。