床下のシロアリにバルサンは効く?シロアリが駆除できる薬剤とは

自宅の床下にいるシロアリをバルサンで駆除しようと考えている方もいると思います。たしかにバルサンは害虫の駆除に役立ちますが、床下のシロアリに効果はあるのでしょうか。

そこで本記事では、主に以下についてご紹介します。

・バルサンは床下のシロアリにも効果があるのか
・シロアリに効果がある駆除剤は?
・日常的にできるシロアリの予防策

床下のシロアリ対策で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

バルサンは床下のシロアリにも効果があるのか?

シロアリは地上に近い部分に巣を作るため、床下にバルサンを散布すると効果があるように思えます。しかし、バルサンは煙が直接影響を与える範囲しか効かないので、シロアリの完全な駆除には役立ちません。そもそも、目に見える範囲のシロアリだけを駆除しても被害は収まらないのです。

シロアリを完全に駆除するためには、巣ごと壊滅させる必要があります。とくに深刻な被害を及ぼす「イエシロアリ」の巣は大きいので、バルサンを使って素人が駆除するのは難しいでしょう。

なお、家に飛来してきた羽アリはバルサンでも効果が期待できます。

シロアリに効果がある駆除剤は?

ここでは、シロアリ対策用の本格的な駆除剤や、シロアリ駆除の専門的な方法をご紹介します。

・ベイト工法

シロアリがエサだと思って食べると徐々に弱って死んでしまう「ベイト剤」を使った駆除方法です。ベイト工法の流れは以下となります。

1.シロアリが現れそうな地面の中に、ベイト剤を入れた容器を埋める
2.働きアリがベイト剤をエサと勘違いして巣へ持ち帰る
3.ほかの仲間とベイト剤を分け合う
4.巣ごと全滅する

シロアリを巣ごと駆除できるベイト工法ですが、その反面、効果が現れるまで数ヶ月〜1年ほど期間を必要とします。したがって、あくまでも予防策として取り入れることをおすすめします。

・バリア工法(薬剤散布法)

床下の木部などに直接薬剤を散布する方法で、すでに発生してしまったシロアリ駆除に適した方法です。床下の土壌にも薬剤を散布してバリアを張り、シロアリの侵入も防ぐことができます。

薬剤の散布による健康被害を心配される方も多いですが、現在は安全性の高い薬剤がシロアリ駆除に使われているので安心です。

<土壌処理>

シロアリが発生しやすい床下などの土壌に薬剤を撒き、土壌にシロアリの侵入を防ぐバリア層をつくります。シロアリが通過する「蟻道(ぎどう)」という通り道にあらかじめ薬剤を撒いておくことで駆除する方法です。

<木部処理>

シロアリが主食とする床下の木部や柱などの木材に、直接薬剤を散布しておくのが木部処理です。もし、シロアリが住宅に侵入した場合も、餌となる木材に薬剤を散布しておくことでシロアリを駆除することができます。

・シロアリに殺虫剤の使用はNGです!

市販されている殺虫剤を使って自分でシロアリ駆除するのはNGです。シロアリを見つけるたびに自分で駆除しても、何万匹ものシロアリを撃退することはできません。

住宅に被害を及ぼすシロアリは、ひとつの集団に何万、何百万という個体がいます。そのため、市販の殺虫剤では駆除しても全く追いつかずキリがないのです。

シロアリの完全駆除は専門業者に依頼しよう

シロアリを発見したら、被害の拡大を防ぐためにも、すぐに専門の業者に連絡しましょう。

シロアリを完全に駆除するには、巣の位置を正確に把握して適切な処理を行う必要がありますが、専門業者は床下や家の周辺をしっかりと調査して、シロアリの侵入経路や発生場所を特定します。そのうえで最適な薬剤を効果的な方法で使います。

素人では正確な調査や適切な薬剤を使った駆除はほとんど不可能と思っていいでしょう。自分で駆除しようとすると、シロアリが警戒心を抱いて姿を隠し、別の場所で巣を作り始める可能性があります。こうなると被害の拡大は免れません。

シロアリには日頃からの予防対策が有効

シロアリは「発生させないこと」が何よりも大切です。予防策としてもっとも有効なのは、定期的な防蟻処理と床下点検でしょう。

1.床下点検

床下の点検はご自分でもできますが、シロアリの侵入経路を見つけるのはなかなか難しいものです。すでに被害が進んでいても、侵入経路やシロアリの痕跡を見つけられなければ、シロアリの発生に気づかないこともあります。

「シロアリの発生が心配だけど、自分で点検する自信がない」という方は、専門業者に床下の無料点検を依頼してみてください。

2.防蟻処理

防蟻処理には主に「土壌処理」と「木部処理」があります。どちらもシロアリが発生してからでは遅いので、専門業者に依頼して定期的な処理を行うようにしましょう。

自分でできるシロアリ対策もある!

日頃から自分で対策できる方法は、主に2つあります。

1.家の周囲に木材やダンボールを置かない

シロアリのエサになる木材を家の周りに置かないようにしましょう。シロアリには「エサの場所を仲間に知らせる」という習性があります。ダンボールもシロアリの大好物なので、放置してはいけません。

2.風通しと日当たりをよくする

基礎の通気口周辺に植木や物置を置くと空気の流れが遮断されて、床下に湿気が溜まります。日当たりも遮られるため、「湿気があって暗い場所」というシロアリが好む環境ができあがってしまうのです。基礎まわりの風通しと日当たりはしっかり確保しましょう。

まとめ

今回は、バルサンが床下のシロアリに効くかどうかについて詳しくご紹介しました。

バルサンは煙が直接影響を与える範囲にしか効果がないので、シロアリの完全駆除には役立ちません。

シロアリの完全駆除は、シロアリ対策用の薬剤を使う「ベイト工法」や「バリア工法」を施す必要があります。市販の殺虫剤を使うとシロアリの被害が広がるので使ってはいけません。

日頃からシロアリ対策を意識することも大切です。それでもシロアリが発生してしまったら、被害の拡大を防ぐためにも、すぐに専門業者に連絡をして完全に駆除してもらいましょう。

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