ネズミを家から追い出す方法は?安心ステップ&専門業者の選び方

天井裏で小さな物音がしたり、キッチンで黒っぽい影を見かけたりすると、ネズミが侵入している可能性があります。ネズミは食べ物をかじったり、配線を傷つけたりと、放置すると住まいや健康に深刻な影響を及ぼすことも。早めの対処が重要です。

この記事では、自分でできる簡単な追い出し方法、再侵入を防ぐための予防策、そして自力での対処が難しい場合に頼れる専門業者について、わかりやすく解説します。

ネズミを追い出す前にやるべき3つの準備

ネズミを追い出すには、ただ罠や忌避剤を使うだけでなく、準備がとても大切です。準備をしっかりしておくことで、効果的にネズミを追い出せる確率が高まります。

ここでは、まず押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

ポイント1. ネズミの被害状況を確認する

まずはネズミがどこにいるのか、どんな被害があるのかをしっかりチェックしましょう。

天井裏や壁の隙間、キッチンや食器棚の裏など、ネズミが通りそうな場所を見てみてください。糞やかじった跡、ネズミの音が聞こえる場所があれば、重点的に対策する必要があります。

ポイント2. ネズミの通り道や侵入口を把握する

ネズミは小さな隙間からでも入り込みます。家の外回りや室内の壁、床下のすき間をよく調べ、どこから侵入しているかを見つけましょう。侵入口を見つけることは、追い出した後に再び入ってこないように防ぐためにもとても重要です。

ポイント3. 必要な道具や資材を準備する

追い出しに使う忌避剤や粘着シート、超音波装置、パテや金網などを用意しましょう。また、清掃に使うゴム手袋やマスクも準備しておくと安心です。準備が整っていると、後から慌てずに対策がスムーズに進みます。

【自力でできる】ネズミを追い出す方法7選

ネズミの気配に気づいたら、できるだけ早く対策を始めることが大切です。ここでは、自宅でも手軽にできる7つのネズミ対策をご紹介します。

道具や工夫をうまく使えば、自力でも十分に追い出すことが可能ですので。

1.忌避剤を使う

ネズミは特定のにおいを嫌うため、専用の忌避剤を使うことで、近づかせないようにできます。スプレータイプや置き型タイプがあり、ネズミの通り道や巣の近くに設置するのがおすすめです。即効性はありませんが、継続して使うことでじわじわと効果を発揮します。

2.超音波装置の設置

人間には聞こえない高周波の音を出して、ネズミを追い払う装置です。コンセントに差し込むだけで使えるものも多く、手軽に試せます。

ただし、壁などで音が遮られることもあるため、部屋ごとに設置するのがポイントです。

3.ペパーミントオイルの活用

ネズミはミント系の香りを嫌がります。市販のペパーミントオイルをコットンや布にしみこませ、ネズミが通りそうな場所に置くことで、侵入を防ぐ効果が期待できます。

自然由来なので、小さなお子さんやペットがいる家庭でも比較的安心です。

4.侵入口をふさぐ

ネズミはわずか1.5cm程度のすき間からでも入ってきます。エアコンの配管まわり、床下換気口、排水溝まわりなど、家の中と外をつなぐ小さな穴を見つけて、パテや金網などでふさいでおきましょう。これが再侵入を防ぐうえで非常に重要です。

5.粘着シート・罠の設置

ネズミの通り道に粘着シートや箱型の罠を設置して捕獲する方法もあります。設置場所を間違えると効果が薄いため、糞の位置やかじり跡などを手がかりに「よく通る場所」を選ぶようにしましょう。捕まえた後の処理は慎重に行ってください。

6.清掃と食べ物の管理

ネズミはエサを求めてやってきます。食べ物の袋を出しっぱなしにしない、ゴミをこまめに捨てる、キッチン周りを清潔に保つなど、日々の環境づくりがとても大切です。においが少ない環境は、ネズミにとって居心地が悪くなります。

7.明るい・人の気配を増やす

ネズミは静かで暗い場所を好みます。逆に、夜でも人の動きがある、明かりがついている場所は避ける傾向があります。使っていない部屋でも、しばらくの間は明かりをつけたり、音を出したりすることで、ネズミが寄りつきにくくなります。

ネズミを追い出した後にやっておきたい予防の工夫

無事にネズミを追い出せたとしても、安心はまだ早いかもしれません。ネズミは同じ場所に何度でも戻ってくる習性があるため、再び入ってこないようにするための“予防”がとても大切です。ここでは、暮らしの中でできる予防の工夫を紹介します。

小さなすき間をふさぐ

ネズミはわずか1〜2cmのすき間からでも入り込むことがあります。

外とつながる穴やすき間(エアコンの配管まわり、換気口、床下など)があれば、パテや金網、金属たわしなどを使ってしっかりとふさぎましょう。スポンジや布だけではかじられてしまうので、噛みちぎられにくい素材を使うのがポイントです。

食べ物をきちんと保管する

ネズミはわずかな食べ物のニオイにも敏感です。パンやお菓子、ペットフードなどは密閉容器に入れて保管し、出しっぱなしにしないように心がけましょう。キッチンや食卓の上に食べ物を放置しないだけでも、再侵入のリスクを大きく減らせます。

清掃をこまめに行う

ゴミ箱のふたを閉める、シンクの生ごみを放置しない、食べかすを掃除するなど、家の中を清潔に保つことも大切な予防策です。

ネズミはエサになるものがなければ、その場所に長居しません。掃除を習慣づけることが、結果的にネズミの再侵入を防ぐことにつながります。

定期的に気配をチェックする

一度追い出した後も、天井裏や床下、キッチンのすみなどを月に1回ほど点検しておくと安心です。糞やかじり跡、物音など、小さな異変に早めに気づくことで、再発を防ぐことができます。

それでも無理なら…ネズミ駆除の専門業者を検討しよう

ネズミ対策をいろいろ試してみても、「姿が見えなくならない」「かじり跡やフンが減らない」など、改善の兆しが見られないこともあります。そんなときは、無理をせずに専門業者へ相談するのもひとつの方法です。

専門業者に依頼するメリット

ネズミ駆除のプロは、ネズミの種類や行動パターンを熟知しており、効果的な駆除方法を選んでくれるのが最大のメリットです。侵入口の特定や封鎖、巣の除去、再発防止まで一貫して対応してくれる業者も多く、安心感があります。

また、アレルギーや病原菌の心配があるご家庭、ペットやお子さんがいるご家庭でも、安全に配慮した方法を選んでくれることがほとんどです。

どんなときに相談するべき?

  • ネズミが何度追い出しても出てくる
  • 巣や子ネズミがいる気配がある
  • 天井裏や壁の中など、手が届きにくい場所にいる
  • 自分での駆除が身体的・精神的に負担に感じる
  • そもそも、正しく対処できるか不安

上記に当てはまるようなら、早めに業者へ相談するのがおすすめです。放置すると被害が広がる可能性もあるため、無理せず専門の手を借りましょう。

ネズミを追い出すには“早期対策”が鍵

ネズミは放っておくと被害が広がり、精神的なストレスにもつながります。だからこそ、「気配があるかも?」と感じた時点で、すぐに行動に移すことがとても大切です。

まずは、被害状況を確認し、自分でできる範囲から追い出し対策を始めてみましょう。忌避剤や清掃、すき間のチェックなど、日常のちょっとした工夫が大きな予防につながります。

それでも状況が改善しないときは、無理をせず専門業者に相談することで、安全かつ確実に解決できる可能性が高まります。

ネズミを「入れない・住ませない」環境づくりを続けて、安心できる毎日を取り戻していきましょう。

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