床下換気口が必要な理由とは?湿気がこもると建物の寿命が縮む!

床下換気口には、床下の湿度を調節して快適な生活をサポートするという大切な役割があります。床下の換気が十分に行われないと、建物だけではなく、住んでいる人の健康にも悪い影響を与えることがあるのです。

そこで今回は、床下の換気が不十分な場合に起こるトラブルや、床下に湿気がこもる原因などについて詳しく解説していきます。

床下にこもった湿気の改善策もご紹介しますので、床下の湿気が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

床下換気口はどんな役割があるの?

床下換気口とは、住宅の基礎部分に設けられている小さな換気口のことです。

建物に起きるトラブルのほとんどが水分によるものと言ってもいいぐらいなので、床下は常に風通しの良い状態にしておき、湿気が溜まらないようにしなければいけません。

床下換気口があると、外部の乾燥した空気が床下に流入し、湿気を含んだ床下の空気が外部に排出されるので、床下を適切な湿度に保つことができます。

床下の換気が不十分だとこんなトラブルが

床下の換気が十分にできていないと、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。

床材が腐食する

湿気の影響で床板が腐食すると、床を歩いたときにフワフワとした感覚になります。早い段階で腐食に気づけば床板表面の張り替えで済みますが、床の基礎部分が腐食していた場合には大規模な修繕が必要です。

カビやダニが繁殖する

カビやダニは多湿を好むため、湿気が多い床下に繁殖しやすくなります。カビやダニは健康被害を引き起こすこともあるので、早めに対策しなければいけません。

シロアリの発生

シロアリも湿気が多い場所を好むので、換気が不十分な床下に集まってきます。床下から建物内部にシロアリが侵入すると柱や天井裏も食害に遭い、建物の耐久性が大幅に低下します。

床下にこもる湿気の発生源とは?

床下にこもる湿気の発生源とは?

1.周りの土地に比べて低い場所にある

雨水や涌水は高い場所から低い土地へ流れるため、地盤そのものが雨水を溜めて湿気を発生させます。

2.水田や湿地の造成地

適切な地盤改良がなされていれば問題ありませんが、対策が不十分な場合は床下の湿気が多くなります。

3.床下が低い

地面から床までの高さが足りないと通気が悪くなるため、湿気が逃げず床下にこもってしまいます。

4.床下換気口が塞がれている

床下換気口を塞ぐようにして物が置かれていると空気が流れず、床下に湿気が溜まります。

5.配管からの水漏れしている

床下給排水管の劣化や損傷による水漏れは床下をジメジメとした状態にするため、湿気が溜まりやすくなります。

床下の湿気を改善するには?

ここからは、床下にこもった湿気を改善する方法をご紹介します。

市販の商品を使えば、ご自分で湿気対策をすることもできます。ただし、施工には専門の知識や技術が求められるため、プロに任せた方が確実です。

・床下調湿剤

床下調湿剤は湿度が高いと湿気を吸収し、乾燥すると湿気を排出してくれるので、長期的に調湿効果が期待できます。調湿剤の種類によっては加湿効果が見込めない質の悪い商品もあるので、市販の調湿剤を購入する際にはよく確認しましょう。

・防湿シート

防湿シートを床下に敷けば、地面から上がってくる湿気を防ぐことができます。ただ、防湿シートと地面の間に結露が発生してヘドロ化することもあるので注意が必要です。なお、建物の構造によっては防湿シートを設置できない場合もあります。

悪質業者に注意!

床下の点検を無料で行っている業者も少なくありませんが、「換気状態が悪いのですぐにでも工事が必要」などと言って高額な費用を請求する悪質業者もいるので注意が必要です。

業者側から突然自宅にやってきて「無料点検サービスを実施しています」などの勧誘をされた場合は関わらない方がいいでしょう。

床下点検の結果「湿気対策が必要」と言われた場合には、その費用が妥当かどうかをしっかりと判断してください。

床下の湿気対策にかかる費用相場を改めて見てみましょう。 

工事の内容費用相場
床下調湿剤坪当たり3〜4万円
防湿シート坪当たり1~2万円

上記の金額とかけ離れている場合は、複数の業者からも見積りを取って比較するようにしてください。

まとめ

床下換気口には、「床下の湿度を調節して快適な暮らしをサポートする」という大切な役割があります。

床下の換気が十分に行われていないと、床材の腐食やカビ、ダニ、シロアリなどの発生を招く恐れがあるので注意が必要です。

床下の湿気は「周囲よりも土地が低い場所」や「床下の高さが低い家」「床下給排水管の水漏れ」などが原因で生じますが、床下調湿剤や防湿シートの施工で改善することが可能です。

ただし、ご自分での施工では湿気が解消されないこともあるので、必ずプロに依頼するようにしましょう。

湿気対策の費用相場は、床下調湿剤の施工で坪あたり3〜4万円、防湿シートの敷き詰めは坪あたり1~2万円となります。悪質な専門業者に騙されないためにも、費用相場を知ったうえで、複数の業者から見積もりを取り寄せて検討してください。

ご相談・お問い合わせ窓口

床下、給水管や排水管などお住まいに関する不安がありましたら、お気軽にご相談ください。しつこい営業は一切しませんのでご安心ください。

お電話でのお問い合わせ メールでのお問い合わせ

関連記事一覧